菅生学園初等学校は、「歩き 考え 学ぶ」を理念としております。 その具体的な構想や計画を逐次紹介していきます。 また、教育に関しての考え方を述べ、私自身の人柄なども知っていただくようにしたいと思っています。。。
2017年 05月 16日(火)

校長便り 5月
十人十色
学校長 丹治 充
    
 不二ひとつ うづみ残して わかばかな    蕪村
(富士)
菅生の山々は、今まさに芽吹きの時を迎えました。萌葱色、早苗色などと言いますが、木々はさまざまな黄緑の衣装を纏っています。これらの木は、3月冬の寒さの中で芽を出すものもあれば、4月の終わりにまず花を咲かせ、それからゆっくり葉を広げるものもあります。
さて、私が初等学校に着任してから1年が経ちました。昨年は小さい身体で菅生バックを引きずっていた2年生が、すっかりたくましくなりました。3年生は社会性が育ちはじめ、4年生には貫禄さえ出てきました。遊びに夢中だった5年生も高学年の自覚が見えてきました。そして、さすがは6年生、ウォーキングで1年生の手を引いて歩くその姿は、本校ならではの何ともほほえましい光景です。
本校の特色ある教育の一つに、「縦割り活動(教育)」があります。以前から行われている委員会活動や清掃、ウォーキング、菅生タイムもそうですが、昨年から縦割り給食が始まりました。また、5月2日には縦割り班で昭和記念公園に出かけました。お世話をする、お世話をされることで、年齢の違う者に対する接し方を学び、気づかいや思いやりが育ちます。もちろん、これには高学年の高度なモラールが必要です。学校生活においても、上級生が下級生に注意したり、助言したりする様子が見られます。下級生に言う以上は自らを律しなければなりませんし、自らの行動に責任が伴い、正に教育の好循環が生まれます。
世の中に出れば、会社でも家庭でも当然年齢の異なる人との関わりながら生きていかねばなりません。先輩後輩と上手く付き合うことは、組織(集団)では必要不可欠なことです。
菅生学園初等学校はとても小さな学校ですが、そのメリットを最大限に活かし、お互いの個性を尊重し、共に学び育つ教育を実践して参ります。どうぞ各ご家庭でも「今日学校どうだった?」とお声掛けいただき、学校と二人三脚でお子様の一人ひとりの歩みに合わせた成長を図っていきたいと思います。今後ともご協力の程、よろしくお願いいたします。
  若葉吹く 風さらさらと なりながら    惟然