菅生学園初等学校は、「歩き 考え 学ぶ」を理念としております。 その具体的な構想や計画を逐次紹介していきます。 また、教育に関しての考え方を述べ、私自身の人柄なども知っていただくようにしたいと思っています。。。
2017年 11月 01日(水)

11月校長便り

                   体験学習


先月は1ヶ月遅れの秋の長雨で、月末には季節はずれの台風まで襲来しました。被災された方には心よりお見舞い申しあげます。季節はずれと申しましたが、嵐で退散したあの元寇も同じ10月でした。
 ところで、本学園の畑では秋野菜が収穫の時を迎えています。1・2年生はサツマイモを掘りました。約100本ものベニアズマを収穫しました。らっかせいは少しタヌキに先を越されましたが、それでもカゴがいっぱいになりました。5年生の大豆はおいしそうな枝豆になっていますが、来年の春にお味噌を作るため今は食べずに我慢です。そして、今年完成した菅生初等学校の田んぼでは、八王子産のキヌヒカリが頭を垂れています。
 さて、掘りたてのサツマイモは甘くありません。しばらく低温で保存することででん粉が糖質に変化し、甘くなります。また、らっかせい(落花生)はその名の通り黄色い花の受粉後、柄が下方に伸びて地中に潜り込み、その先の部分が膨らんで地中で結実し、ピーナッツができます。 (=地下結実性) 大豆とえだまめが同じものであるとご存じでしたでしょうか?また、キヌヒカリは八王子の産物「絹」から名付けられた稲です。このように菅生学園の「ゆたか」は体験学習の宝庫です。土を触っているときの子どもたちの表情は本当にきらきらと輝いています。
体験学習といえば、来年度実施のオーストラリア英語研修もとても有意義なプログラムです。留学すると、必ず困難にぶつかります。我慢の限界まで追い込まれることで、必死に自分の意志を相手に伝えようとします。ここで自信を持ち、生きる力が育つのです。世界のどこででも生きていけるのがグローバルということです。1週間で英語が話せるようになるわけではなく、自分で考える力が英語をはじめその後の学習に大きく影響します。現在5名の児童の参加希望がありますが、是非とも渡豪をご検討ください。カンガルーやコアラ、そして碧い海がやさしく迎えてくれます。

                   今月の俳句
 
            行く秋や手をひろげたる栗のいが  芭蕉