菅生学園初等学校は、「歩き 考え 学ぶ」を理念としております。 その具体的な構想や計画を逐次紹介していきます。 また、教育に関しての考え方を述べ、私自身の人柄なども知っていただくようにしたいと思っています。。。
2017年 12月 05日(火)

12月学校便り
                   演じるということ

 先般の学習発表会には、多くの保護者の皆様のご来校を賜りましてありがとうございました。子ども達は菅生祭が終わり休む間もなく、各演目に取り組みました。まず、あらすじを捉え、役決めを行いました。ここで最初の挫折を味わった児童もいたことでしょう。誰しも悪役にはなりたくないものです。不本意なまま役を引き受けた児童もいました。でも、本番では皆すっかりなりきって見事な切られっぷりでした。これで劇は締まります。普段生活していく中で、相手の立場をふまえ演じなければならないことは間々ありますし、それで人間関係が良好に保たれます。
 演じるということは「感情の開放」などといわれます。恥ずかしいといった感情をすて、その役になりきるということで、いつもの自分とは違う自分になれ、そこから自信が生まれてきます。普段は小さな声の児童が、衣装を身に纏い、小道具を手にしたとたん、体育館に響き渡るような声で演じていたのが印象的でした。また、自分の出番ではない時も、舞台袖で大道具小道具の準備をしたり、BGMを歌ったりと大忙し。正に、みんなで一つのものを創り上げる協働学習です。教員も学年の枠を超え、一致団結。形のないところから児童も教員も試行錯誤を重ね、劇や合唱を完成させました。
 さて、この成功体験をいかに他の学校生活に活かしていくかが重要です。そういえば、1年生にはけじめが生まれ、2年生は思いやりの心が芽生えてきました。歌舞伎を演じた後の3年生の朝のご挨拶が大きくなったように思いますし、4年生の表情がとても豊かになったようにも見えます。また、5年生の英語劇は圧巻でした。一人ひとりが役回りを考え、自分なりに工夫をしていました。そして、流石は6年生、難しい「新世界」を立派に演奏してくれました。とても聞き応えがありました。
 保護者の皆様から大きな拍手をいただいた菅生学園初等学校の児童はまた一回り大きくなりました。各ご家庭におかれましては、挫けそうな時励ましていただいたり、衣装でご協力をいただいたりと、本当にありがとうございました。
この場をお借りして厚く御礼申しあげます。

             今月の俳句
 
      歓談のその真ン中のふかし藷  岡 淑子