菅生学園と東海大学

建学の精神


設立者
松前 重義 博士
創立者松前重義は、青年時代に「人生いかに生きるべきか」について思い悩み、内村鑑三の研究会を訪ね、その思想に深く感銘を受けるようになりました。特にデンマークの教育による国作りの歴史に啓発され、生涯を教育に捧げようと決意して「望星学塾」を開設しました。ここに東海大学の学園の原典があります。
創設者松前はこの「望星学塾」に次の四つの言葉を掲げました。
若き日に汝の思想を培え
若き日に汝の体軀を養え
若き日に汝の智能を磨け
若き日に汝の希望を星につなげ
ここでは、身体を鍛え、知能を磨くとともに、人間、社会、自然、歴史、世界等に対する幅広い視野をもって、一人ひとりが人生の基盤となる思想を培い、人生の意義について共に考えつつ希望の星に向かって生きていこうと語りかけています。
本学園は、このような創立者の精神を受け継ぎ、明日の歴史を担う強い使命感と豊かな人間性をもった人材を育てることにより、「調和のとれた文明社会を建設する」という理想を高く掲げ、歩み続けています。
東海大学との連携
東海大学と北海道から九州に点在する付属14校間には、強い結びつきがあります。それは、大学と高校そして各高校間でつねに様々なことを協力しながらすすめているからです。

高大のスムーズな接続のために、キャンパスめぐりから体験型の学科説明会まで大学と協力しながら段階を追って行われます。また、付属推薦入学の候補者となった生徒には、大学の先生が高校で入学前の学習指導を学科ごとに個別に行います。付属高校生対象のハワイ中期留学やヨーロッパ研修、学園オリンピック文化部門(国語・数学・理科・英語・造形・音楽・知的財産・ディベート)、学園オリンピックスポーツ部門など他の付属高校生と交流する機会もたくさんあります。特に学園オリンピック文化部門は、指導する大学・高校の先生方と参加する生徒の数がほぼ同数で、自分自身の可能性や才能を伸ばすための恵まれた環境があります。

キャンパス見学

1年生の6月には、バスで東海大学湘南キャンパスへ行きます。学園全体の説明のあとキャンパスクイズラリーに参加しながら、約50万平方メートルの広大な敷地を散策します。また2年生の9月には学科説明で、大学を訪れ自分の進路について考えます。

学園オリンピック

東海大学系列14校が参加して行われる文化とスポーツの一大祭典。スポーツ部門では各校のクラブが東海大学湘南キャンパスで優勝を競います。文化部門には数学・国語・英語・芸術・知的財産などの分野があります。

学園試験

東海大学系列14校が同時に行う学園試験は、全学年対象で4月に行われる「学園基礎学力定着度試験」と3年生対象で11月に実施される「学園高大連携総合試験」の2種類があります。2・3年次の結果は、付属推薦の資料にもなります。

高校訪問

東海大学の先生が本校で、付属推薦で東海大学への進学を予定している生徒を指導します。事前に提出してある課題の講評や、大学入学に向けての心構えを大学の先生から聞くことにより、進学に向けた期待が高まります。

東海大学への付属推薦入学制度

多彩な輝きが集うTOKAI
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